おじさんの投資遍歴 その3

投資

3.おじさんの投資意欲激しく減退、一貫しない投資行動で損失を重ねる

 20代半ばでバブル相場とバブル崩壊を経験したおじさんは、しばらく投資から身を引くことになりました。破綻して紙屑となった銘柄以外は塩漬けのまま保有を継続しましたが、新規投資は一切やめました。仕事が激務となって、投資に割く時間的余裕がなくなったのも要因の一つです。

 それから数年後、30代半ばでおじさんは証券会社を辞め、まったく別の業界へ転職しました。証券業界を離れたことでそれまでできなかった投資ができるようになったので、ひととおりは試してみました。デイトレード、スイングトレードなどの短期売買、信用取引(特に信用売り)、インデックスオプション取引にまで手を出しましたが、相場観が悪いのか、まったく才能がないのか、どれもさっぱりで、信用売りとオプション取引では結構な損失を被り、すぐに撤退を余儀なくされました。

 また、やむなく継続保有していた塩漬け外国株は、多少値を戻していたのですが、含み損状態であることに変わりはありません。この時点で保有していた外国株はデル、シスコ、Eトレード、タイムワーナー(AOLとの合併、その後のAOL大幅減損を経て割り当てられたもの)などです。

4.おじさん、アマゾン株を買う

 2006年1月、おじさんは突然何を思ったか、含み損だったデル(200株保有、この時点では30ドルそこそこでした)を売却し、売却代金でアマゾン株を購入したのでした。アマゾン株は当時40ドルで、100株購入することができました。おじさんは、このときはまだ前職の証券会社にしか口座を開設しておらず、そこでは外国株の売買は100株単位だったのです。

 おじさんはかなり早い時期からアマゾンを利用しており、当時かなりのヘビーユーザーでした。日本での事業開始(2000年11月1日)前から米国アマゾンも使っていました。今アプリで取引履歴を確認しましたが、アマゾンジャパンへの最初の注文は、アマゾンジャパン事業開始3日後の2000年11月4日になっています。よく知っているものだけに投資せよ、というバフェットの言葉にあやかったわけでもないのですが、日々の生活で最も利用しているサービスが間違いなくアマゾンだったので、投資してみようと思い立ったのでした。当時のアマゾンの株価は他のIT企業同様、ドットコムバブル崩壊から立ち直っておらず、低空飛行を続けていました。

 このアマゾン株への投資が、おじさんの結構長い投資生活のなかで、持株会をやらなかった人生最初の投資判断に次ぐ成功事例となったのでした。おじさんはその後、投資活動とは全く関係のないところで金銭的に窮することになり(本ブログのテーマとはまったく関係のない話なので触れませんが)、アマゾン株売却を何度も検討することになったのですが、保有が100株と少なかったことが却って幸いし(というのは、たとえ5、6倍の時に売っていたとしても大した額にならず、足しにもならなかったため)、保有を継続したのでした。(いったん了)

 

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