宝くじと投資のおはなし

投資

 現在、ドリームジャンボ宝くじが絶賛発売中です。1等・前後賞合わせて5億円!。おじさんも、もし1等が当たったら、4年後といわず、すぐにFIREできます。おじさんはいま借家住まいなので、ついでにタワマンでも買おうかな。

 ということで、今日は宝くじと投資について。

 おじさんは株式投資は大好きですが、宝くじは買いません。宝くじが当たるほど運がいい人間だと思っていないこともありますが、宝くじがかなりたちの悪い金融商品の一種だと考えているからです。

 宝くじを使って計画的に資産形成、ひいてはFIREを目指す人はいないと思いますが、宝くじを買う人、しかも大量購入する人は、世の中には結構います。おじさんも西銀座チャンスセンターに長蛇の列ができているのを見たことがありますが、並んでいる人に「ダメ、ゼッタイ」と言ってあげたいです。

 おじさんは専門家ではないので、投資の厳密な定義はわかりませんが、投資とは、将来の利益のために今支出することだと考えています。将来の当選金、売却益のために今1枚300円で買う、株を買う。この行動、まったく同じですよね。

 でも、株式投資と宝くじの購入には大きな違いがあります。ここが今日のポイントです。

 その違いとは、株式投資は投資収益の期待値がプラスだと想定される(歴史的に確からしい)のに対して、宝くじは期待値がマイナスで、しかもマイナスであることが事前に分かっていること(ここ特に重要)です。

 宝くじの還元率が50%を下回ることは総務省が公表しています。つまり、買ったら半分になる株を、知ってて買うようなものです。

 期待値がプラスかマイナスなのかわからないのならまだしも(日本株がこれに近いものがあるとおじさんは思っていますので、あまり好きではありません。)、期待値がマイナスである上に、マイナスであることが事前に分かっているということは、買えば買うほど損する上に、しかもそれを承知の上でやるということです。ふつうは、「ダメ、ゼッタイ」ですよね。

 「いや、1等当たるかもしれないでしょ」という人もいるでしょう。確かに当たるかもしれません。でも、おじさんはそんなに運が良くないですし、なにせ当選確率1千万分の1です。東京都民全員参加のじゃんけん大会で優勝するレベルです。

 たしかに1等当選する人は必ずいますし、東京都民じゃんけん大会で優勝する人も必ず1人でてきます。が、それはおじさんではありませんし、たぶんあなたでもありません。トーナメント方式で開催されたら、23連勝か24連勝(!)しなければなりませんが、たぶんおじさんは1回戦か2回戦で敗退します。もっとも、おじさんは現在東京都民ではないので、参加できませんけど。

 おじさんは証券会社出身ということもあり、職場でも時折資産運用についてアドバイスを求められることがあります。すでにご紹介のとおり、おじさんは個別株投資はへたなので、他人に銘柄の話などは一切しませんが、代わりに投資の基本(期待値がプラスのものに投資する)を分かってもらいたくて、たまにこの話をします。すると、だいたい嫌な顔をされます。宝くじ好きなひと、結構いっぱいいるんですよね。

 夢を買ってるとかなんとか言われるのですが、なにしろこっちは買えば買うほど損することがわかってますから、「それなら何枚も買わずに1枚だけにするように」と、親切心からごくまっとうなアドバイスをするんですが、さらに嫌な顔をされます。

 宝くじ、公営ですからね。まさに羊の皮を被った狼です。「貧乏人の税金」とはよく言ったものです。

 ということで、おじさんはほかの公営ギャンブルも一切やりません。おじさんはへたくそですはあるものの、期待値がプラスのものに投資をする、まっとうな投資家なのです。

 宝くじ、割に合わない投資で、あやしげな金融商品も真っ青だとおじさんには思うのですが、みなさんはどう思いますか。

 ではまた明日。

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