高配当株投資へのシフト

投資

 おじさんは米国株、日本株合わせて現在3千万円弱を保有していますが、ここから得ている配当金の額は、税引き後でおよそ10万円です。率にして0.4%にもなりません。

 この低配当利回りは、保有株の約3分の2をアマゾン株が占めているのが要因です。アマゾン株は無配だからです。

 ところで、配当を出さない会社には2種類あります。

  1. 配当を出せない会社
  2. 配当を出したくない会社

 1は、利益を十分出すことができず、株主への還元にまで手が回らない会社です。例えば日産自動車(銘柄コード7201)ですが、21年3月期は5千億円超の赤字で、無配となることが見込まれています。日産はそれまでは高配当銘柄として知られていました。

 2は、高収益の事業機会を多く抱えており、株主へ還元せずに自前で事業への投資を行った方が高い収益、ひいては将来的により多くの株主還元ができる自信のある会社です。

 2の中にも十分な利益を出すことができていない会社と、すでに大きな利益を上げている会社があります。グーグル、フェイスブック、おじさん保有のアマゾンなどは2の中でも後者ということになります。

 実際、アマゾンは無配でも、それを補って余りある実現益、含み益をもたらしてくれましたので、今のところとてもよい投資となっています。が、おじさんもFIREを考えるにあたり、やっぱり配当もほしいなあ、と思い始めています。

 配当には税金がかかるので、投資においては不利だといわれています。受け取った時点で日本株の場合およそ20%、米国株の場合およそ28%の税金がかかるからです。

 投資の神様、ウォーレン・バフェットさんのバークシャー・ハサウェイも、主にこの税金の観点から、無配を貫いています。

 投資の面から見て不利と思われる配当ではありますが、個人投資家にとっては大きなメリットがあります。

  1. なんといっても現金はありがたい
  2. 株を売らなくても受け取れる
  3. 売るタイミングよりかなり早いタイミングで受け取れる

 まず1が大きいです。受け取って消費に充てることができるからです。投資をした見返りを実感することができます。

 2も重要なポイントです。持ち株を売らなくても成果が得られるのは個人投資家にとって精神衛生上よいことです。配当を安定的、継続的に出している銘柄、さらには毎年増配しているような銘柄であれば売却には抵抗がありますので、なおさらです。

 また、日本株の場合、通常はまとまったロット(単元、100株単位など)でしか売却できないため、分配金代わりに少しずつ売るという方法がとりにくいという面もあります。

 おじさんは、3も重要だと思っています。早く受け取る現金(配当)の価値は将来受け取る現金(売却益)よりも価値が高いからです。

 ということで、おじさんも高配当株への投資に着手しはじめました。おじさんは現在、運用資産の約3割を現金として待機させていますので、とりあえずはその資金で購入しようと思っていますが、アマゾン株を一部売却してリバランスすることも併せて考え中です。

 受取配当金の当面の目標としては、退職予定の2025年の時点で、税引き後年間40万円として購入を進めようと思います。

 退職後は給与所得がなくなり、配当控除により配当金の税率は低くなるので、税引き後配当利回り3%程度は達成可能だろうと考えています。

 40万円、利回りを3%とすれば、必要な元本は1333万円なので、一応待機資金だけでも到達できます。

 おじさんはこれまで高配当株投資の経験がなく、ノウハウにも乏しいのですが、購入にあたっては、以下の点を考慮すべきだろうと考えています。

  1. 現在の配当利回りと今後の配当成長
  2. 配当余力
  3. 高配当ETFの見きわめ

 高配当株投資のポイントは、配当の安定性(業績の安定性)につきます。目先の高すぎる利回りには減配のリスクが潜んでいると考えなければなりません。1、2は要チェックです。

 また、米国高配当ETFの活用も要検討です。HDV、VYM、SPYDなど、いろいろな米国株投資家の方々が購入を勧めていますが、連続増配の高配当個別株との比較で優位性があるといえるのか、本当に十分な分散が効いているのかなど、慎重に検討する必要があります。少なくとも構成銘柄の確認は必須でしょう。

 実際の銘柄検討、購入については、随時投稿したいと思っています。

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