おじさんの英語の読み方

英語

 今日はおじさんの英語の読み方について書きます。

 おじさんの趣味のひとつは英語学習です。このブログでも何回か採り上げましたが、英エコノミストを使って読解の練習をしたり、BBC 6 Minute English を使って聴き取りの訓練をしたりしています。

 おじさんの英語のスペックについてはこちらご参照ください。

 今日は英語の読解について、おじさんが実践している読み方について書きます。

 以下の英文をサンプルにします。なお、この英文は Voice of America の2021年6月11日の記事から引用しています。

An unprecedented leak of the personal federal tax data of thousands of Americans has turbocharged a debate over wealth inequality in the United States and has tax reform advocates hopeful that a deeper public understanding of how the wealthy avoid taxes will lead to a restructuring of the U.S. tax code.

Voice of America, IRS Data Leak Reveals How Little America’s Wealthiest Pay in Taxes, June 11, 2021
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前から読む 

 英文を読むとき一番大切なことは、前から読むことです。

 前から読むことができるようになれば、英語を読むスピードは飛躍的にアップします。

 文章を前から読むのは、日本語なら当たり前なんですが、英語の場合、実はこれが結構難しいのです。というのは、英語の語順が通常の日本語の語順と異なるからです。

 私たちは日本語ネイティブなので、日本語の文の構造、語順には慣れており、ほとんどの場合は、前からすんなり読んでいくことができます。

 しかし、英語は日本語とは全く異なる言語で、語順もまるで異なります。ですから、日本語と同じように前から意味をとりながら読んでいくことが困難です。

 ですが、前に行ったり後ろにいったり、日本語の意味、語順に合わせて読むと、スピードがかなり落ちてしまいますので、かなり困難ではありますが、語順が全然違うということを前提に、前から強引に読みすすめていくのが、英文を早く正確に読む最大のポイントです。

まずは主語と動詞をみつける

 前から読んでいって、まずやることは文章の主語と動詞を見つけることです。

 普段日本語を使っているときには意識しませんが、文を書いたり話したりする目的は、自分の意思を伝えたり、何かの事実を伝えたりすることです。

 だとすれば、文の構成は「誰がどうする」とか「何がどうである」とか、そういった形になるはずです。

 コミュニケーションツールとして、英語でもこれは全く同じなので、英文の構成も、「誰が(何が)」「どうする(どうである)」となっていますので、まずこれを見つけることが英文読解のスタートになります。

 日本語の場合は考えなくてもやっていることですが、英文の場合は、英語で書かれている(あたりまえですね)ため、すんなり頭に入ってこないので、これを意識してやることになります。

文型の確認、特定

 動詞を見つけたら、自動詞か他動詞かを確認し、文型を確認、特定します。

 自動詞が第1文型SV、第2文型SVC、他動詞が第3文型SVO、第4文型SVOO、第5文型SVOCに対応します。

 この5文型、受験英語の代名詞のような感じを受けるかもしれませんが、想像以上に英文読解では力を発揮します。文型によって英文の意味の系統が決まってくるからです。

 5文型の活用については、また別の機会に投稿したいと思います。

実際に読んでみる

 では冒頭のサンプルを見ていきます。これはニュースの文章なので、文の構造は比較的わかりやすいと思います。

 まず前から読んでいくと、An unprecedented leak とあります。前例のない漏洩、ということですが、これが主語だろうと想定しつつ読み進めていきます。

 通常は最初に出てくる名詞を主語と考えていいと思います。最初の想定が違っていると気づいたら、その時に修正すればよいだけの話です。

 そのまま読みすすめると、has turbocharged (加速させている)が見つかります。これが動詞だと予想しながら、そのまま止まらずに目を右に動かします。

 主語、動詞の特定はこの時点ではあくまで暫定なので、確定するまで止まらずに読み進めてください。

 そうすると、and has が出てきます。andは同種のもの(文と文、単語と単語)を結び付ける等位接続詞ですから、この has も主語 An unprecedented leak に対する動詞だと予想できます。

 以下、接続詞のthatがあります。that節内にも主語 a deeper public understanding、動詞 will lead を見つけることができます。

 この thatは、代名詞、形容詞、副詞等いろいろな用法がありますが、ここでは hopeful that というつながり、that 以下の形から、接続詞であると判断できます。

 まず1つ目の動詞 has turbocharged は、後ろに目的語 a debate があり、第3文型、議論を加速させている、ということで、時制は継続をあらわす現在完了形です。

 debate の後の over ですが、これは前置詞で、~について、という前置詞 on ような使い方ですが、後ろには悪い内容が来ることが多く、~を巡る(ここでは、富の不平等を巡る議論)という日本語が実にしっくりきます。

 2つ目の動詞 has は、後ろに目的語 tax reform advocates、補語である形容詞 hopeful があるので第5文型、税制改革を主張する人々が that節以下を期待する状態にしている、ということで、こちらは時制は現在形となっています。

 that節内は、富裕層の税回避の方法に対する市民のより深い理解が米国の税法の再構築につながるだろう、というような意味ですね。

 いかがだったでしょうか。十分書ききれなかったところがありますが、皆様の参考になりますと幸いです。

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