全大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

英語

 先日の人間ドックで便潜血により要精密となったおじさんですが、本日朝7時半から、全大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けて参りました。全大腸検査は9年ぶり2回目となります。

 おじさんは人間ドックを受けるちょっと前に、お尻からの出血に気づき、先月、直腸内視鏡検査を受けたばかりでした。

 以前から決まっていた人間ドックを、直腸検査の1週間後に受診したため、当然に検査で引っかかってしまい、改めて全大腸検査を受けることになったのでした。

 本日は、本検査の体験記を書きますので、今後受信される方の参考になりましたら幸いです。

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大腸カメラとは

 胃の内視鏡検査(胃カメラ)と違い、大腸カメラを受けたことのある人は少ないと思います。

 胃カメラの方は、人間ドックでも標準のメニューとなっていることもありますし、オプションであっても、こちらを選択する方も多いようです。バリウム検査も結構つらいですしね。

 一方、大腸カメラの方は、人間ドックではまず間違いなくオプションですし、胃の病気ほど大腸の病気を気にする人がいないためか、選択する人はほぼいないと思います。胃カメラと両方選択すると、かなり高額の検査となってしまうというのもあります。

 ということで、検便で便潜血等で引っかからない限り、受信することはないのではないでしょうか。

 おじさんはこのこの度、この検査を、保健適用で受けることができるという幸運に恵まれたのでした。

 おじさんは9年前にこの検査を受けたことがあります。簡単にいうと、大腸の中を空っぽにして、内視鏡をお尻から入れるという検査なのですが、記憶ではかなりつらい検査でした。

 まず、腸を洗浄する液体を飲んで、便を出し切るのですが、どういうわけかこの薬がなかなか聞かず、一緒に受診した人たちは1パック(1.5リットル入り)で済んで、早々に検査開始となったところ、おじさんは3パック目の途中まで飲むはめになり、朝8時頃から飲み始めて、検査を受けたのは一番最後、午後2時頃となってしまいました。

 内視鏡を入れている時も、かなりの痛みがあり、終わった後も、検査のために注入した空気が腸内からなかなか抜けず、帰宅後も長いこと腹痛に苦しみました。

 ということで、おじさんにとっては結構恐ろしい検査なのです。

 とは言っても、あれから9年、技術の進歩で、随分楽になっているという話もききます。

ローマ教皇、大腸手術を受ける

 おじさんの大腸カメラとは何の関係もありませんが、ローマ教皇が大腸の手術を受けたというニュースが、おじさん愛読のEconomist Espresso7月5日号に掲載されていました。

 世界的超VIPをおじさんの内視鏡検査の引き合いに出すのもなんですが、以下引用します。

Pope Francis went to hospital for a scheduled operation to treat a colon problem. The pontiff has “symptomatic diverticular stenosis”, where bulges or pockets appear in the lining of the large intestine. It is the first time that the pontiff has been admitted to hospital since he was elected to the top job in the Roman Catholic Church in 2013.


The world in brief, July 5th 2021, Economist Espresso

 Popeというのはローマ教皇のことで、the pontiffも同じです。

 この英文には難しい単語は多く含まれていますので、内容を知りたい方は辞書を引きながら確認いただきたいのですが、大腸を指す言葉として、colonとlarge intestineという単語が使われています。

 colonは正確には「結腸」で、大腸の部位を指す単語のようです。

 腸を表す英単語でおじさんが知っていたのは、ここで使われているintestineとgutです。

 ちなみにgutはホルモン料理の「ガツ」の語源と言われています。また、ラケットの「ガット」も動物の腸から作られていたということで、この単語が充てられています。

 intestineの方は、エコノミスト紙でも薬品メーカーの治療薬開発の記事などに出てくることがあり、そこそこ頻出なのですが、おじさんの手元の辞書では、〔解剖〕の表示があり、どうやら腸を示す一般的な用語ではないようで、bowelが一般的な単語のようです。

検査の段取りは

 閑話休題。

 今回の大腸カメラの検査プロセスは以下のとおりでした。

  1. 2日前から食事制限があります。食べて良いのは消化が良いもので、野菜とか脂っこいものとかはNGです。乳製品がだめというのが以外でした。乳製品はお腹の中で固まりやすいらしいです。おじさんは、2日間ともに、うどんと冷奴(いずれも具なし)とカステラと食パン(耳はダメ)だけにしました。
    • なぜか、カステラ、メロンパンは名指しでOKと書いてありました。
    • ジャムはダメですがはちみつはOKなので、パンにははちみつをかけてください。
    • 牛乳はダメですが、紅茶とかコーヒーはOKです。
    • 白身魚もOKです。
    • 豆腐はOKですが、納豆はNGです。
  2. 合わせて、午後8時に下剤(ピコスルファートナトリウム)を15滴いれた水を飲む。飲んでも即座に便意を催すといった薬ではありませんが、お腹がゆるくなります。
  3. 当日は、水(750ml程度)を持参するか、設置の自販機で買うようにという指示がありました。おじさんは前回の経験があるので、2リットルのペットボトルを持参しました。
  4. 検査の段取りの説明の後、午前8時頃から腸洗浄溶液を飲み始めました。この薬品は9年前に経験したものとおそらく同じものです。ひと口飲んで味を思い出しました。なんとなく「まずいポカリスエット」という印象だったのですが、まさにまずいポカリスエットで、薬品特有の苦味があります。2リットル入りパックを1個渡され、①まずいポカリをまず1杯、②5分たったらもう1杯、③5分たったら水を1杯、を延々と繰り返すというものでした。
  5. 3回目の便から、ナースにチェックを受ける。便がなくなり、済んだレモン色になれば、準備OKとなります。
  6. OKになった人から順に内視鏡検査を受ける

と、まあ、こんな感じですすみました。前回との違いとしては、9年前は、2日前からの食事制限というのはなかったように記憶しています。また、家で下剤を飲むような指示もなかったような。

 食事制限のおかげか、下剤のおかげか、単に年齢のためなのかわかりませんが、今回はすんなりいき、開始から1時間半、午前9時半には便を出し切ることに成功しました。

 肝心の検査なんですが、最近の内視鏡検査は、眠くなる薬を使って行うのが主流となっているらしく、今回の全大腸内視鏡検査もそうでした。ですから、おじさんはその薬を注射されてすぐに寝てしまい、お尻から内視鏡を挿入されたことすら覚えていません。

 途中、朦朧とする意識の中で、部分的にとても痛かったような感覚があるのですが、それもあまり覚えておらず、終了して、別室で寝かされていたときには、その感覚もなくなっていました。

 ということで、9年前は検査終了後の説明を受けたのが午後4時過ぎだったのですが、今回は昼ごろに全行程を終了しました。

 結果としては、直腸内視鏡検査と同じく大腸炎という診断だったのですが、炎症の箇所が直腸部に加えて、直腸検査では診ることができなかった盲腸付近(お尻からみて一番遠いところ)にもあるということで、検査を受けたかいがありました。炎症箇所を切除して検体検査ということになりましたので、結果は1ヶ月後となります。いずれにしても、大事がなくてよかったです。

 以上、全大腸内視鏡検査についてでした。今は痛みをほとんど感じることなく受けられるようになっていますので、みなさん、精密検査となっても安心して受診されてください。ではまた。

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